同性婚訴訟3
2024年10月30日、東京高裁で同性婚訴訟の控訴審判決が言い渡されました。 結論は、札幌高裁と同様、同性婚を認めない現行法が違憲である(ただし国家賠償は認めず)というものです。具体的には、憲法14条1項と24条2項に違 […]
2024年10月30日、東京高裁で同性婚訴訟の控訴審判決が言い渡されました。 結論は、札幌高裁と同様、同性婚を認めない現行法が違憲である(ただし国家賠償は認めず)というものです。具体的には、憲法14条1項と24条2項に違 […]
2024年3月14日、東京地裁(第二次訴訟)、札幌高裁の判決が言い渡されました。 東京地裁は予想の範囲内の内容でしたが、札幌高裁は予想を超える内容でした。 【東京地裁(第二次訴訟)判決】 争点とそれに対する判断は以下のと […]
2022(令和4)年12月、民法の親子に関する部分について、大きな改正がありました。 懲戒権に関する部分については改正法の公布日(同年16日)に施行されましたが、それ以外は、2024(令和6年)年4月1日に施行されます。 […]
「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」(DV防止法)が改正され、保護命令が拡充・強化されました。2024年4月1日から施行されます。 配偶者(事実婚の相手や元配偶者も含みます)から暴力等があった場合、被 […]
現行民法では、夫婦が離婚した場合、どちらか一方しか子の親権者になることができません(民法819条)。単独親権制といいます。 諸外国では、離婚した夫婦の双方が親権を有する「共同親権」を認めるところも多いようです。ただし、「 […]
憲法や民法を受けて、婚姻の手続は戸籍法が定めています。戸籍法は、明示的に同性婚を禁じているわけではありませんが、婚姻をしたカップルを「夫婦」、その当事者を「夫」「妻」と呼称していることなどから、戸籍実務では、同性婚の届出 […]
以前のブログ「子どもの自転車事故と親の責任」において、子どもが自転車事故の加害者となった場合、親に損害賠償責任が認められる可能性があることを書きました。 最近、これに関して、注意しなければならない判決を見つけました。 名 […]
以前のブログで、一定の場合には、保証会社は、賃借人が明示的に異議を述べない限り、賃借物件の明渡しがあったものとみなることができる、とする賃借人と保証会社との契約の条項について、消費者契約法に反しないとする大阪高裁判決(2 […]
【国家賠償制度】 国家賠償という制度があります。 日本国憲法の施行後に制定された国家賠償法(略して国賠又は国賠法)に定めがあります。 国賠法1条は、次のように定めています。 国又は公共団体の公権力の行使に当る公務員が、そ […]
安倍元首相の国葬については、様々な議論がなされており、反対の表明をする弁護士会も増えてきました。 この議論は、①国葬を実施することが適法かどうか、②適法だとしても、それを実施することが妥当かどうか、という問題に、一応分け […]